【手は言葉以上に愛を語る】あとがき
あとがき
【手は言葉以上に愛を語る】いかがだったでしょうか?今回初めて、小説を書いてみました。僕の師と言うべきかプロのライターである狭井悠氏の文や言葉への捉え方など、彼との出会いで文字を書くことに影響を受けました。
彼の文才には到底及びませんが、わかりやすく、ニヤニヤ、ハラハラ、ドキドキ、キュンキュン、ワクワクなど、楽しい小説が書けたんじゃないかなぁと思います。
なぜ美容師が小説なのか
てか、なんで美容師なのに小説書き始めたんですか?ひとりで夜な夜な書いてると笑えますね、など良いことも悪いことも、当初は色んな意見を頂きました。照れ臭さもありましたが、文章はいたってまじめ。熱い思いをそこに込めて伝いたいメッセージを色んな角度、色んな切り口から伝えられる小説に魅了されました。千差万別とはいったもので、送られてくる感想が多様だったので面白く続けられました。主人公に感情移入する人がいれば、登場人物にありえない!と否定があったり、肯定があったり。でもそこに、間違いはなくて、問題提起されることが意図だったりして、またそれが面白い。いつしか僕の小説は周りから見てお遊びだったものが、「続き楽しみにしてます!」「次どうなるんですか?」などの声を頂くようになりました。美容師としてヘアスタイルを表現する感覚。小説で文を書くスタイルは似ています。ひとつのアーティストなんだと思います。
小説を書いてみて
小説は自由な世界です。例えば今回取り扱った生死については、色んな意見が出るかもしれないと思い、医療について調べたり、事前にグーグルで検索してあまり矛盾点がないように努めました。そして、ひとを生かすこともできて、物騒な発言ではありますが、僕の一存では殺すことや死なせることもできてしまうのです。改めて小説家のメンタルに対する強さや弱さも感じた次第です。なぜなら、誰かを劇中から引きずり下ろすことは例えフィクションであれ心が痛みます。例えば最終話、主人公が死んでしまっていたら、11話子供が生まれていなかったら。すべてが違う未来になってるはずなのです。バッドエンドでのお涙頂戴も何度か考えましたが、今回は避けて通ることにしました。命の重さを改めて感じたというか、僕にはまだ悪く捉える内容が書けなかったというのが本音です。
登場人物について
色んな人がいて、色んな発言をしてますが基本すべての登場人物が、僕なんだと思います。これって書いていて思ったのですが、基本的に自分の引き出しにあることしか書けないんですよ。今まで生きてきた中での、あれ、こんな話どこかで聞いたことあるかも的な部分もあるとは思います。ただ、今回はすべてオリジナルで、目を閉じて情景を浮かべながら、こんな感じで発言するかなぁとか、ひとつひとつシュミレーションしながら考えました。たとえ悪い内容でもきっとそれは僕の中の悪がいて、そこを引き出しているに過ぎないと言うことなんだと思います。人物名に関してはリアル世界の仲間の文字を借りたり、意味合いをもじったりしました。例えば義輝の元婚約者は「加護れな」これは「過去は忘れな!」って意味から来ています。今回登場キャラクター少なめでしたが、愛されるキャラクターがいつか生まれたらいいなぁなんて思ってます。
まだまだ終わらない
手は言葉以上に愛を語る
ワールド
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次は
■朗読小説化
■漫画家
■Youtubeドラマ化
■映画化?
まで行けたら面白そうだなと思ってます
内容も肉付けしていくと思うので、これが原本です!楽しみにしていてください!
次は「無名で何が悪い!!!」って小説も書くつもりなんで、そっちもよろしくお願いします
今まで読んでくれて本当にありがとうございました
次回作