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【手は言葉以上に愛を語る】6

第6話

好きになってくれてありがとう


登場人物
1.主人公:白崎愛美(しろさき まなみ)
2.主人公:黒井義輝(くろい よしき)
3.愛美の友人義輝の妹:黒井あかり
4.義輝の友人:木村和也(きむら かずや)
5.義輝の元婚約者:加護 れな(かご れな)

私は耳を疑った

れな「もう一度やり直したい、私自分を見失ってた、義輝があのときかばってくれなければ私はこの世にいなかったと思う。」

よしさんの思いが実ったんだ、

これでよかったんだ。

好きな人の幸せが、私の幸せ

これでよかったんだ。

そう自分に言い聞かせていた。 

「私たちやりなおせないかな!」 

喜びと悲しみが一気にやってきた

2人の楽しい時間が終わる
そう思うと自然と涙が出てきた

そのとき、、、 

「そこにいるんだろ???中に入ってこいよ」 

えっ?

私は涙を拭いて

扉から顔を出して笑ってみせた

「ごめん話聞く気なか、、、」

私の言葉をさえぎるように義輝が話し出した

「わりぃなぁ、紹介するよ!今の彼女の愛美!!俺彼女と生きていくことにしたからさ、

彼女のこと愛してる

れなも頑張っていい男見つけてよ。まぁれなならすぐ見つかるか」

予想外だった

よしさんは私の気持ちに
気付いてないと思っていたし、
なにより、れなさんの前で
私を彼女として認めてくれたことが

嬉しかった

れな「そうよね、もう遅いかぁでもありがとう。一生忘れないわ、愛美さんも義輝のことよろしくね、私が言えることじゃないけど、それじゃあまた、いつか会う日まで」

そう話をして私が何か声をかけようとしたが
目に涙を浮かべて帰っていった。

「びっくりした?でもこれが俺の気持ちなんだ。勝手に彼女扱いしてごめんね。」

「ううん。いいんです、私こんなふうに思われてるっておもってなかったから。でも、わたしでいいんですか?」 

「いや、愛美じゃなきゃダメなんだと思う。好きになってくれてありがとう」

特別な言葉なんかいらなかった。

愛美ちゃんって呼ばれてたはずなのに
わたしを愛美と呼んでくれた

その名前の呼び方だけで気持ちが伝わった

そして、手を私に差し出してきた

握りしめた瞬間に軽く返ってくる
反応に愛を感じた。

「あーーーーいつからそんな関係になったのーーーー?」

あかりが病室に戻ってくるなり発した第一声だった

「あかりーお兄ちゃん愛美と付き合うからー紹介してくれてサンキューなーー」

照れる私

「愛美 お ね え さ ん よろしくね!」
「あかりったらやめてよーお姉さんだなんて 笑」

やまない雨がないように、
涙もいつかは笑顔になる

同時に誰かを選ぶということは
誰かを傷つけるということかもしれない

でも

誰かを選ぶというのは

お互いの幸せの為で傷つけるためではない。
それぞれの人生がうまくいくように願うこと

未来なんか誰にもわからない
だって創っていくものだから

すべてのことは自分次第
そう思っていた。。。

あの日までは、、、

続く


【次回予告】
第7話 
ようやく結ばれた2人に残る試練。
果たして義輝は
美容師として再起できるのだろうか?

「リハビリ奮闘記」

お楽しみに



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